トヨタ-5 クラウン/マスターライン/コンフォート



・クラウン/マスターライン

今もってなおトヨタのフラッグシップ。
国産車は乗用車といえども、みなトラックのフレームにセダンボデーを被せた「6人乗りトラック」ばかりであった1955年、戦後初の本格的乗用車として誕生。

営業用(タクシー)需要に対し耐久性等で社内から不安の声が上がったため、同時に旧態依然のトラックシャシーモデル「マスター」も発売されたが、クラウンで全く問題ないことが判ったため、2年ほどで生産中止。マスターのシャシーはクラウンの貨物車「マスターライン」(バン・ピックアップ)へと引き継がれ、ボデーは初代コロナへ転用された(で、失敗した)。

マスターラインの名前はピックアップがラインナップされていた三代目まで使われたが、それ以降は「クラウン・バン」に変更される。




マスターライン ピックアップ(RS52)

三代目、いわゆる「白いクラウン」の前期型。
こういう積み方だと屋根が凹むのでやめましょう。ライトはあさって向いてて対向車に迷惑だし。

後ろのPCもクラウン(130ダルマセダン)。





クラウンハードトップ(MS70)

「クジラ」「ナマズ」の愛称でお馴染みの四代目。
このモデルは日本車離れしている(というか無国籍風)なので、『ガンスミスキャッツ』ばりにアメリカの風景に置いてみたらどうかと思って描いた一枚。
シカゴだとまんまなので、ヴァージニアナンバーにしてみた。





クラウンセダン 2600デラックス(MS60)

メイドさんシリーズ第2弾、「クジラ」の後期型。『あなたにとって〜』は当時の広告コピー。
当初は最高級グレードであったスーパーサルーンのみラインアップされた2600cc車だが、1年ほどしてスーパーDX/DXも加えられた。しかもご丁寧にハードトップにも追加、しかも時代が時代なので3速マニュアルまであったりする。豪華な装備は要らないが2600ccの馬力が欲しい、と言う顧客がどれほどあったものか疑問であるが・・・わざわざ後からラインアップしたという事はそういう声があったんだろうかなぁ。





クラウンセダン覆面車(JZS133)

アンケートハガキに描いたカット。ハガキサイズではない。
コピー(啖呵?)は何となくです。特に意味なし。



・クラウン・コンフォート

クラウンがモノコックボデーになったのに伴い、新設計されたタクシー専用車。




クラウン・コンフォート

クラウンコンフォートをチューンしたらどうなるか?というほとんど好奇心だけで描いたイラスト。日本版『TAXi』つー感じですか。
なんだかランエボみたいで思いのほかカッチョよくなってしまいました。

なにげなくバケットだったり、ピラーに追加メーターが引っ付いていたりするのがポイント。
ちなみにドライバーの彼女が読んでいるのはオートワークス。
カーボーイでなく、泥臭いオートワークスなあたりがポイント(何の?)。




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